入れ歯について
「入れ歯が合わない」と諦めている方へ
「入れ歯が合わず、柔らかいものしか噛めない」というようなお悩みを患者さまからお伺いすることがあります。入れ歯を意識せずに会話や食事を楽しむことができれば、口元に自信を持つことができ、気分も明るくなります。当院では、保険診療の入れ歯から、より精密な自費診療の入れ歯まで、様々な症状に対応した入れ歯を作製いたします。入れ歯のことでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
このような方は当院までご相談ください!
- 入れ歯が痛い
- 入れ歯が外れやすい
- 入れ歯を入れると吐き気がしてしまう
- 食べ物の味がせず美味しくない
- 話しづらい
- お口の中が乾く
- しっかり噛めない
患者さまに合わせた入れ歯の作製
歯を失ってしまうことは、どんな方にとっても非常にショックなことです。このショックから立ち直り、これからの人生を入れ歯と向き合いながら暮らしていかなければならないことを受け入れるまでに、誰でもある程度の時間を要します。入れ歯を使うということは、ご自身の健康な歯のように快適なものではありません。しかし、歯科医療が進歩したおかげで、近年ではよく噛める入れ歯を作製することが可能になっています。使用する素材を選び、しっかりと調整することでお口にピッタリと合う入れ歯をつくることも可能です。
合わない入れ歯を使用するデメリット
合わない入れ歯を使用するデメリット
①痛みが出る
痛みが出て生活に支障がある。まずは痛みの原因を明らかにすることが大切です。
②すぐに外れてしまう
外れやすい入れ歯をそのまま使用すると、ますます入れ歯が歪んでしまう場合があります。
③入れ歯を入れた時に吐き気がする
合わない入れ歯を使っている際に現れる典型的な症状です。
④しっかり噛めない
入れ歯の噛み合わせがその人の顎の動きに合っていないことが考えられます。
⑤食べ物の味がしにくい
歯肉や粘膜をたくさん覆ってしまうと味を感じにくくなってしまいます。
⑥しゃべりにくい
合わない入れ歯を入れることでお口の中が狭くなり、舌を思い通りに動かすことができなくなることでしゃべりにくくなります。
⑦お口の中が乾く
入れ歯が唾液腺を塞いでしまうとお口の中が必要以上に乾いてしまうことがあります。
入れ歯の種類
レジン床義歯
レジン(プラスチック樹脂)でつくられた保険が適応される一般的な入れ歯です。部分入れ歯の場合には、入れ歯を固定するためのバネ(留め具)が必要になり目立つため、入れ歯をしていることが周囲の方に分かりやすくなります。また、床を厚く作る必要があるため、装着時に違和感がある、食べ物の温度が感じにくいといったデメリットがあります。
金属床義歯
土台となる床(しょう)の部分が金属で作られている入れ歯です。自費診療になるため、レジン床義歯と比較すると費用は高額になりますが、床を薄くつくることができるため、装着時の違和感が少なく、食べ物の温度が伝わりやすいことが特徴です。使用する金属もコバルトクロム、チタンなど様々な素材があり、それぞれに特徴があります。
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネ(留め具)を使用しない入れ歯のことで、一見すると入れ歯をつけていることが周りからは分かりません。また、素材が軽くてやわらかいため、装着時の違和感も少なく食事や会話の際にも快適に使用することができます。金属を使用しないため、金属アレルギーの方も安心して使用できます。